遅漏の改善方法9選！原因分析して克服！

遅漏とは？

遅漏とは、射精までの時間が長く、セックスでなかなかイケない症状のことを指します。Wikipediaで遅漏の定義を以下のように説明しています。膣内射精障害とも呼ばれています。

遅漏（ちろう）は、性交時の射精に至るまでの時間が本人の意思に反して過度に遅れることをいう。
出典：wikipedia

【遅漏の定義】15分以上だと遅漏

一般に挿入後1分以内に射精してしまうのを早漏と呼ばれていますが、遅漏の基準はどれくらいなのでしょうか。

挿入して「15分以上」だと遅漏！

女性の理想的な挿入時間は7分～15分であり、これより長いと膣内が乾き痛みを感じるため、女性は「早く射精して・・・！」と思うようです。

多くの男性が射精障害で悩んでいる！

遅漏で悩む男性はとても多く、半数以上が射精の悩みを抱えています。以下はBuzzFeedが射精障害についてインターネット調査を行った結果です。

【調査対象】
20代〜70代の日本人男性合計約500名

【調査結果】
遅漏もしくは遅漏気味：16.1％
早漏もしくは早漏気味：42.5％
出典：BuzzFeed

約6人に1人以上が遅漏で悩んでいます。セックスレスで離婚に発展する夫婦も多く、無視できない問題になっているのです！

遅漏のデメリット

遅漏は、とてもデリケートな問題であり、早漏よりも人に知られたくない切実な悩みと言えるでしょう。早くイキたいのに、なかなか射精できないのはストレスですよね！

遅漏は女性にとって苦痛・・・。

遅漏は男性だけの問題ではありません。女性のとっても満足のいくセックスができず、あなたとのセックスに苦痛を感じてしまう可能性も出てきます。

挿入時間のことを考えてしまい、前戯をおざなりにしてしまったりと、女性は満足できずセックスレスになります。

遅漏は早漏よりも嫌われる！

実は、早漏よりも遅漏のほうが女性に嫌われる傾向にあります。挿入時間が長いと、女性は苦痛を感じます。パートナーを満足させてあげるためにも、しっかり遅漏を克服することが大事です！

遅漏は、原因を分析して改善することで克服できます！次章より遅漏の原因と改善法についてご紹介していきます！

遅漏の原因

間違ったオナニー（過激なオナニー）

普段、何気なくしているオナニーも、以下のような間違った方法でオナニーを続けていると、遅漏の原因になります。

ペニスを強く握りながらのオナニー

ぎゅっと強く握りながらオナニーをしている男性も多いですが、強く握りながらのオナニーは遅漏の原因になります。

強い圧迫に慣れてしまうと、膣では物足りなさを感じ、イケなくなってしまうのです。

床オナ（床オナニー）

床オナニーとは「擦りつけオナニー」とも言われており、「うつ伏せになりペニスを床に擦りつけるようにして行うオナニー」のことです。

ペニスが強く圧迫され、セックスとは異なる刺激に慣れてしまうため、女性の口や手、膣では快感を得ることができなくなり、遅漏やED（勃起不全）を引き起こします。

角オナ（角オナニー）

角オナニーとは「机の角や突起物にペニスを押し付けて行うオナニー」のことです。角オナは遅漏の原因であり、を続けていると膣の刺激では快感を得ることができなくなります。

足ピンオナニー

足ピンオナニーとは「仰向けになり、足をピンと伸ばした状態で行うオナニー」のことです。これに慣れてしまうと、正常位やバックではイケなくなり、騎乗位でしかイケなくなってしまいます。

偏った性癖（現実とのギャップ）

「偏った性癖」も遅漏の原因になります。

自分の好きな妄想（性癖）でオナニーをしていると、実際の女性とのセックスをする時に、理想と現実にギャップを感じて性的興奮を感じなくなります。それにより勃起できなくなったり、射精できなくなるわけです。

例えば、シチュエーション（外で人に見られながらのセックスetc）、体型（美客・胸の形etc）、コスプレなど、二次元キャラクターやAVに依存したオナニーをしていると、自分好みの妄想でないとイケなくなってしまいます。

最近はインターネットで簡単にアダルト動画が見れる時代！特にアダルト動画は特殊なプレイも多いため、過激な刺激に脳が慣れてしまうのです。

心因性の悩み（プレッシャー、精神的な疲れ）

EDや早漏・遅漏の原因の大半は「精神的」なものからきていると言われています。人の体はプレッシャーに敏感であり、過去のトラウマや、ストレス、不安、緊張を感じると、勃起や射精に影響を与えてイケなくなります。

性に対する不安や緊張、恐怖感をなくすことが、改善への第一歩です。

先天的な性機能障害（性的興奮を感じない）

人は性的興奮を感じて射精に至ります。感受性が欠けていると、刺激から性的興奮を感じることができずに、うまく射精できなくなります。生まれつき運動神経が良い人・悪い人がいるように、感受性も先天的なものであり、射精するまでが遅い人もいます。

体力的な疲れや精力減退

体力的な衰えや疲れも遅漏の原因になります。歳をとると体が衰えて勃起力がなくなったり、精力が減退し射精できない・・・。といった症状が出てきます。

毎日残業で疲れていると性欲がなくなるため、夫が仕事で忙しく、セックスレスでなやむ夫婦も多いです。

薬による副作用

糖尿病、うつ、アルコール中毒などの持病をもった人は、射精機能に異常をきたし、遅漏の原因になっている可能性があります。

これらの持病で使用される、高血圧薬、抗うつ薬、抗不安薬（精神安定剤）などは、薬の副作用として遅漏になることもあるようです。

遅漏を改善する9つの方法

オナ禁をする

「オナ禁」をすることで遅漏の改善につながります。

精子が作られるまでには時間がかかるため、オナニーを1週間程度ガマンすることで、体内の男性ホルモン（テストステロン）濃度が濃くなり、射精しやすくなるという研究結果が出ています。

そのため、遅漏の方は1週間程度オナニーを禁止してから、セックスに望むことで遅漏が治る可能性があります。

正しいオナニーをする

正しい方法でオナニーをすることで遅漏を改善することができます。

女性の手や口、膣とは異なる刺激が得られる、間違ったオナニー（角オナ、床オナ、強い力で握るオナニー）は遅漏の原因になるため止めましょう。

オナニーする時は、優しく握るようにして刺激を与えます。最初のうちは快感を得られずイケないかもしれませんが、少しずつ刺激に慣らしていくことで、遅漏は改善していくでしょう。

オナホールを使う

オナホールを使うことも、遅漏の改善に役立ちます。オナホ選びでは大型で締め付けが弱い低刺激のオナホールを選ぶと良いでしょう。

間違っても即イキ用に作られた、締め付けの強いものは選ばないようにしてください。ハンディタイプではなく大型タイプの方が、より本番のセックスに近い刺激が得られ、実践的なトレーニングになります。

禁酒する（アルコールを控える）

アルコールは神経の伝達を麻痺させて、勃起不全や遅漏の原因になります。日頃からお酒をたくさん飲まれている方は、禁酒することで遅漏の改善につながるかもしれません。

適度なアルコールは精力アップに効果的ですが、過度に飲みすぎると逆効果であり、1週間程禁酒をしてからセックスに望むと、早くイケるようになる可能性があります。

リラックスする

遅漏は心因的なことが原因でも起こるため、射精するためには、リラックスして自立神経を整えることが大切です。

特に遅漏の方は「早く射精しなきゃ・・・」というプレッシャーから、中折れしてしまったり、なかなか射精に至らないケースが多く、どんどん焦りを感じて余計に射精できなくなる悪循環に陥ってしまいます。

そのため、まずは深呼吸して落ち着きましょう。

過激なAVを卒業

過激なアダルト動画を見てオナニーをしていると、普通のセックスでは興奮することができなくなり遅漏になってしまいます。そこで特殊な性癖を持つ人は、過激なAVを卒業することで、遅漏改善につながるケースがあります。

過激アダルト動画絶ちをして、官能小説などの活字オナニーに切り替えることで、想像力（妄想）が鍛えられ、偏った性癖の改善に役立つでしょう。

前戯を丁寧にする

セックスでは前戯を丁寧にして、彼女を満足させてあげましょう。女性は性的興奮を感じると、膣の締りがきつくなります。そうすることで、強い刺激でしか射精できないあなたも、きっとイキやすくなるでしょう。

性癖を叶える

射精はメンタル面がデリケートに現れます。遅漏でもシチュエーションや相手によってはイケるのに、、、ということは、しばしばあります。

パートナーが自分好みの顔やボディでなくても、コスプレやシチュエーション変えるなど、自分の性癖を叶えることで性的興奮が高まり、遅漏改善につながるかもしれません。目隠しや手錠、バイブなどのアイテムを活用しても良いでしょう。

「ED治療薬や精力増強剤」の副作用で遅漏になる？！

残念ながら「遅漏」に効く治療薬はありません。

また、ED治療薬による射精遅延効果も指摘されています。安易に服用してしまうと、遅漏の症状を悪化させてしまうことにもなり兼ねませんので注意しましょう。

まとめ

遅漏は早漏よりもデリケートな悩みであり、遅漏を治すためには、遅漏の原因を分析して、適切な改善法を実践していくことが大切となります。

マスターベーションではイケるのに、彼女の膣ではなかなかイケない…と悩んでいる方は、ここで紹介した方法を参考にして、遅漏の改善に励みましょう！