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心因性早漏を改善するためには「呼吸法」を意識することが大切です。射精と呼吸は密接に関わり呼吸法を変えると射精遅延につながるとも言われています。
ここでは自律神経のバランスを整え「早漏におすすめの呼吸法」を紹介します。
目次
早漏はなぜ起こる?その原因とは?
早漏はセックス中の緊張や呼吸の乱れによって交感神経が活性化され、興奮物質であるノルアドレナリンの分泌が促進されることで起こります。このような心因性早漏を治すためには呼吸を整え、副交感神経を優位に立たせることが大切です。
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早漏を治す呼吸法1「深呼吸」

呼吸が浅くなると交感神経が活発になり射精が早くなります。一方で呼吸を深くすることで副交感神経が活性化され、緊張を和らげるセロトニンという成分が体内で分泌されるようになります。
深呼吸を意識することで、意図的に副交感神経を優位に立たせ、射精のタイミングを遅らせることができます。
息を吐くときに時間をかける(5秒ほどかけて吐き出す)
副交感神経は息を吐くときに活性化されるため、息を吸うときより息を吐き出すときに時間をかけることで、早漏防止に効果的です。1~2秒で短く息を吸い込み、5秒ほどかけてゆっくりと息を吐き出すようにしましょう。
早漏を治す呼吸法2「腹式呼吸」
腹式呼吸は自律神経の乱れを整え、早漏改善・予防につながります。以下2つのポイントを意識するだけで正しい腹式呼吸が行えるようになります。
鼻から息を吸う

鼻から息を吸うことで腹式呼吸になりやすく呼吸も深くなるため、より高い早漏防止効果が得られます。
口から息を吸うと短時間で多くの空気が取り込まれるため、浅い胸式呼吸になりやすくなります。胸式呼吸は腹式呼吸に比べて半分程度しか息を吐き出せないため、脳を十分にリラックスさせることができません。
さらに口呼吸の場合、空気が頭部を通らずにそのまま下に流れてしまい、脳内が冷やされないためイキやすくなります。
へそ下5センチ(丹田)を意識する

息を吸うときは「へそ下5センチ(丹田)」を意識して呼吸すると腹式呼吸になりやすく、空気をしっかりと吸い込むことができ自律神経を整えてくれます。
この方法は医学的に「丹田呼吸法(たんでんこきゅうほう)」と呼ばれており、心身をリラックスさせる呼吸法として、ヨガなどでも取り入れられています。
空気を吸い込むのではなく、へそに向かって空気を送り込むイメージです。2秒ほどかけて息を吸い込み、へそ下5センチ(丹田)にぎゅっと力を込めるイメージでゆっくりと息を吐き出しましょう。
早漏を治す呼吸法3「イメージトレーニング」

早漏を予防するためには呼吸法とともにイメージトレーニングが大切です。
「まだイクな、まだイクな」と思い浮かべると脳が緊張してノルアドレナリンの分泌が促進されます。早漏で悩んでいる方はどうしても、イカないように強く意識してしまいがちですが、そうした意識は逆に射精を早めてしまいます。
イメージの矛先を「イク・イカない」ではなく別のものに向けることが大切です。仕事や学業で褒められたことでも良いですし、好きなドラマのことでも何でも構いません。心が和むリラックス体験を思い浮かべることで、セロトニンが分泌され射精を遅らせることができます。
ストレス、食生活の乱れ、運動不足も早漏の原因に?!

早漏はストレス、食生活の乱れ、運動不足でも引き起こされます。日常生活では仕事のストレスや人間関係の悩みが付きもので、偏った食事や運動不足も蔓延化しがちです。
呼吸法はそうした脳ストレスを解消する効果があり、セックス時だけでなく習慣的にトレーニングすることで、自立神経のバランスを整え射精をコントロールすることができます。
現役AV男優が教える「呼吸術」
現役AV男優の田淵正浩が教える「早漏れを克服する呼吸術」を紹介します。
「早漏」や「中折れ」で悩む男性は、共通して “間違った呼吸法” をしているといいます。この呼吸法を変えない限り、早漏は克服できないそうです。

その呼吸術の一部を少しだけ紹介します。
- 鼻から空気を吸い込む
- この時に体の下(足のつま先)まで空気を送り込むイメージで吸う
- 10秒ほどかけてゆっくりと空気を吐き出す
- この時に肛門と肺をきゅっと引き上げるイメージで吐く
この動作を30回1セットとして毎日行います。時間をかけてゆっくりと息を吐き出すことで、副交感神経のバランスを整え、射精しにくい状態を作ります。
他にも早漏改善ブートキャンプでは呼吸術が紹介されており、セックス中に実践することで興奮を抑えることができます。

ネタバレのため詳しい内容はここでは差し控えますが、より実践的で早漏克服に役立つ呼吸法となっています。
まとめ
心因性早漏には呼吸法が重要であり、呼吸を意識することで自立神経である副交感神経を優位に立たせ、射精しにくい状態を作り出せます。
挿入して30秒もせずにすぐにイッてしまうような極度の早漏(みこすり半)にはもっと根本的な治療が必要ですが、頑張れば1~3分以上は持つよ!という比較的軽度な早漏には「呼吸法」は効果的です。